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借り換えローン
ローンを利用する上で最も気なるポイントは、やはり金利面だと思います。
ローン会社が設定する実質年率によって、総返済額が変わってくるため、なるべく低金利のところを利用する方が金銭的な負担は少なくなります。
既に消費者金融や銀行でカードローンを契約している方は、借り換えローンを利用することで、借入金利や返済の手間を軽減することが出来るかもしれません。
借り換えローン について
借り換えローン (借り換え)とは、今まで借りていた金利の高いローンから、新たに金利の低いローンに借り換えることを言います。
つまり、現在よりも低金利なローンを探して申し込みをし、審査に通り次第、新しい方に乗り換えるというものです。

借り換えローンのイメージ
借り換えローンは、一対一の関係という図式が成り立ちます。
対して、複数社からの借入れを一社にまとめる場合は「おまとめローン」を利用することになります。
借り換えローンを利用することの最大のメリットは、金利負担を削減することにあります。
また、返済スケジュールや返済方法を見直すことが出来るというメリットもあります。
住宅ローンにおける借り換え
借り換えローンは、住宅ローンの借り換えで利用するケースが一般的です。
住宅ローンは、借入総額が大きく長期間の借入れとなるため、少しの金利差が、その後の返済に大きく影響します。
そのため、多くの銀行や信用金庫などの金融機関では、借り換えローンを商品化し、広く一般に提供しています。
住宅ローンの借り換えは、既に住宅ローンを組んでいる方が、現在の住居に住み続けることを前提に行います。
現在よりも金利等の条件が有利な住宅ローンに変更することで、利息の節約が可能となります。
借り換えローンの手順としては、現在の残高分を新たな金融機関で借り入れを行います。
そして、その借り入れたお金でこれまでの住宅ローンを完済することになります。
その後、新しい金融機関に対して返済していくのが、住宅ローンにおける一般的な借り換えローンです。
カードローンにおける借り換え
借り換えローンは、住宅ローンだけでなく個人向けカードローンでも利用することが出来ます。
カードローンでも、借り換えを行う場合は、現在のローンよりも条件の良い別のローンに契約し直すことになります。
ただし、カードローンにおける借り換えは、単純に金利の低い商品に乗り換えることを指します。
現在、利用しているカードローンの金利が高く、返済が厳しい場合や返済方法に不満がある場合は、借り換えを検討してみるのも一つの手かもしれません。
通常、カードローンの借り換えは、比較的金利が高い消費者金融カードローンから、金利の低い銀行カードローンに借り換えることを指します。
基本的に消費者金融カードローンは、30日間無利息期間などを利用して、短期間での返済を想定して借入をするのが一般的です。
つまり、少額をすぐに返済するから、少し金利が高くても目をつむるという考え方です。
そもそも、消費者金融からの借り入れは、総量規制にかかる可能性があるため、高額の借入には適しません。
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実質年率 | 3.0% ~ 18.0% |
借入限度額 | 最大800万円 |
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
申込資格 | 年齢20~69歳で、安定した収入のある方 |
審査時間の目安 | 最短30分 |
即日融資 | 可能 |
保証人 | 不要 |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
備考 | 【30日間金利0円サービスの対象条件】 ・アコムでのご契約がはじめてのお客さま ※当社が不適当と判断した場合は対象外となる可能性があります。 ※無担保カードローンが対象です。その他の契約(クレジット・借換えローンなど)は対象外となります。 |
とは言え、消費者金融カードローンから消費者金融カードローンに借り換える場合もあるため、必ずしも借り換えローンは、消費者金融から銀行に借り換えるというわけではありません。
しかし、消費者金融から消費者金融に借り換えても、実質的な金利差がないため、行うメリットは極めて小さいと言えます。
ローンの借り換え最大の目的は、金利負担を減らすことで、毎月の返済を楽にすることです。
ほとんどの消費者金融カードローンは、実質年率の上限が18.0%前後となっています。
一方、銀行カードローンの実質年率の上限は、14.5%前後である場合が一般的です。
代表的な消費者金融カードローン・銀行カードローンに関する実質年率などについては、下表の通りです。
消費者金融系カードローン比較表
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 ※1 | 遅延損害金 (実質年率) ※2 | |
---|---|---|---|---|
アコム | 3.0% ~ 18.0% | 最大800万円 | 最短30分 | 20.0% |
アイフル | 4.5% ~ 18.0% | 最大500万円 | 最短30分 | 20.0% |
プロミス | 4.5% ~ 17.8% | 最大500万円 | 最短30分 | 20.0% |
モビット | 3.0% ~ 18.0% | 最大800万円 | 10秒簡易審査 | 20.0% |
ノーローン | 4.9% ~ 18.0% | 最大300万円 | 最短20分 | 20.0% |
※1 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※2 賠償額の元本に対する割合
銀行系カードローン比較表
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 ※1 | 遅延損害金 (実質年率) ※2 | |
---|---|---|---|---|
三菱東京UFJ銀行 バンクイック | 1.8% ~ 14.6% | 最大500万円 | 最短即日 | 20.0% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% | 最大800万円 | 最短30分 | 19.94% |
みずほ銀行 | 4.0% ~ 14.0% | 最大800万円 | 最短即日 | 19.9% |
オリックス銀行 | 1.7% ~ 17.8% | 最大800万円 | 最短即日 | 借入残高に対して借入利率+2.1% |
新生銀行レイク | 4.5% ~ 18.0% | 最大500万円 | 最短30分 | 20.0% |
※1 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※2 賠償額の元本に対する割合
上表からも分かるように、銀行カードローンは、消費者金融カードローンに比べて実質年率が低いという特徴があります。
そのため、消費者金融カードローンに比べて長期の借り入れに向いています。
ただし、銀行カードローンは、審査の結果が分かるまでの時間が長い(融資まで日数がかかる)ということを理解しておきましょう。
また、新規で借り入れを行う場合に比べて、審査は厳しくなる傾向があります。
乗り換えシュミレーション
消費者金融カードローンから銀行カードローンへ乗り換えると、どれくらい金利が下がり、負担が軽減されるのかシュミレーションをしてみましょう。
消費者金融で30万円を借り入れ、毎月2万円を返済する場合と、同じ条件で銀行から借入をした場合の結果を下表にまとめました。
消費者金融 | 銀行 | |
---|---|---|
実質年率 | 18.0% | 14.5% |
毎月の返済額 | 20,000円 | |
一月あたりの利息 | 約4,438円 | 約3,575円 |
返済回数 | 15回 | 15回 |
返済総額 | 約366,570円 | 約353,625円 |
利息総額 | 約66,570円 | 約53,625円 |
このように、金利(実質年率)が低い方が、返済する利息負担が小さくなることがお分かりいただけたかと思います。
同じ金額を同じペースで返済しても、銀行カードローンの方が、トータルで12,945円程度の利息負担の軽減を図ることが出来ます。
当然、借り入れ金額や返済回数に応じて、返済総額は大きくなるため、長期間に渡って高額な借入をする場合は、銀行からの方が有利になります。
まとめ
借り換えローンは、別の金融機関・貸金業者で新たにローンを契約し、現在借りているローンを一括返済するというものです。
金利の高いカードローンから金利の低い銀行カードローンに借り換えれば、今後支払い続ける利息負担が減ることになるため、返済総額は少なくなります。
「毎月の返済が厳しい。」「少しでも金利負担を抑えたい。」「返済方法を見直したい。」という方は、借り換えローンを検討してみてはいかがでしょうか?
また、借り換えローンと似たようなサービスに、おまとめローンというものがあります。
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